
インタビュー
T.M|水産事業部 東京本社 / 2016年入社 ※所属は取材当時のものです
多様なお客さまに水産加工品や原料を提供する水産事業部の営業部。現在の私はそこで外食・中食産業を担う企業に向けて、イカの加工品を中心にした商材を販売しています。お客さまである企業の飲食店が用意したメニューをしっかり提供できるように、私たちは途切れることなく食材を揃えていかなければなりません。常に先を見据え、長いスパンで計画を立てながら、お客さまと取引先両方と向き合っていく必要があります。
この営業部に配属になる前は6年以上、シンガポールのグループ会社に勤務し、東南アジア各国を中心とした海外から、当社の商品部が輸入するための海産物や加工品を用意する業務を担当していました。現地の工場で加工のレベルを確認し、漁港ではイカや魚の品質をチェック。日本のマーケットが求める商材として確かなものであるかを把握し、安定して供給できるよう交渉するのが主な仕事でした。
入社して1年も経たないうちに海外勤務となり、英語力も未熟な中での試行錯誤。異なる文化の中で、“商売をスムーズに進めること”を第一目標として、日本と原産国の間に入って調整をすることに力を入れてきました。 苦労して仕入先との信頼関係を構築し、「松下さんが間にいたから、この商談が動いた」と言われるまでになったときは、自分の仕事が実を結んだ実感が得られて嬉しかったですね。 人、数字、業務内容などの流れを整理することで、当社の事業の全貌が見えるようになり、営業部に移ってからの俯瞰した視点から商材の販売を提案できる力の基になったと思います。
営業の仕事に就き、お客さまと話をしながら気づいたことがあります。それは「意外とお客さまは原料が現地でどのようにして水揚げされるか、いかに環境や天候に左右されるかを知らない」ということでした。
商材となる海産物の漁獲量を保証することは難しい。しかし私は自分の目で見てきた現地の生の情報を活用し、先のことを考えた提案ができるという強みがあります。リアルな情報を踏まえ、お客さまとともに販売計画を立てていく力を活かしていきたいです。
最近では新たに大手外食チェーンに向けて、新規商品導入に向けた取り組みも進めています。どんなに大きな企業でも、真摯に向き合っていけば成功につなげていくことができる。そのプロセスを今まさに体験しているところです。
【出社】
始業前の静かなオフィスで、集中して売上や在庫のデータチェック
【始業】
営業活動や企画書作成、提案品のサンプル調理など
【昼休憩】
弁当の日もあれば、オフィス近くの飲食店へ行くことも
【顧客訪問】
週に3回ほど。都内の企業や問屋のもとへ
【書類作成】
提案の改善企画など。若手社員の育成に関わる日もある
【退勤】
終業後に残業することも
弊社への応募をご検討頂きありがとうございます。