
インタビュー
K.K|海外事業部 神戸本社 / 2023年入社 ※所属は取材当時のものです
学生時代、日本のレストランでアルバイトをしていたことから、日本の食と食文化に興味を持ちました。合食は食品メーカーでありながら、商社機能も併せ持つ企業。海外事業部もあることから、中国出身である私自身のバックグラウンドも活かした働き方ができると思い、入社を決めました。
海外事業部での私の仕事は、海外の飲食店や食品の卸売業者に対して、日本の食品や食材を提案すること。また商材を開拓するために、日本のメーカーへのアプローチや展示会への参加なども積極的に行っています。 担当エリアである香港は、シーフードが好きな地域。日本産の海産物、中でも北海道産のホタテの人気が高く、冷凍や乾燥の商品を多く集めることは大切なミッションのひとつです。
お客さまに対してよりわかりやすく商品を提案するため、生産工場などを見学し、商品を試食したり、同僚たちの情報を共有したりしながら、国ごとの特徴に合わせた提案のアイデアを出し合うことも。説得力を持った効果的な説明ができるように、商品の詳しい情報を常にアップデートしていかなければと思っています。 海外のお客さまが当社に求めるのは、日本の海産物だけではありません。ときにはお菓子やドリンク類の提案を依頼されることもあります。もちろん自社製品である海産物や加工食品の魅力を伝えることがメインですが、他社の商品にもアンテナを広げ、健康志向のものや個性的なものなど面白い日本の食品を海外に伝えていきたいですね。
海外のお客さまへの提案はメールでのやりとりが中心です。そのため文面の工夫が必要。お客さまが知りたい情報を、初回からしっかり網羅することを心がけています。多くの企業からアプローチをされているであろうお客さまのことを考え、先回りした情報提供で信頼を勝ち取っていくのが私のスタイルです。 現地を訪問することもありますが、度々行けるものではありません。だからこそ、メールでも真摯に向き合っていくことが欠かせないと思います。
最近ではいつもチョコレートをオーダーしてくださる香港のお客さまに対して、「もしかしたらこんなバリエーションも喜んでいただけるかも」と季節限定商品のサンプルをお送りしたところ、すぐに発注につながったという経験もありました。お客さまの潜在的なニーズをキャッチできたと成長への手応えを実感。この先読みする力を磨きながら、今後は香港だけでなく、東南アジアエリアなどへも展開を拡大する挑戦もしていきたいです。
中国出身の私にとって、日本企業で働くということはわからないことだらけの世界に飛び込むということ。入社したばかりのころは、自分の日本語のスキルにも不安があったため、先輩たちに質問をするだけでも緊張するような毎日でした。 しかし私が日本語ネイティブでないことを理解してくれている同僚のみんなは、話すスピードをゆっくりにしてくれたり、丁寧に言葉にしてくれたりと、私の個性を尊重しながら成長をサポートしてくれました。私以外にも外国籍の社員が活躍している合食は、文化や言葉の違いを踏まえつつ、相手を尊重するコミュニケーションができる社風があると感じます。 中国から日本に来て5年。日本の食や合食の商品を外国人の目で見て、日本人には気づかない魅力を発掘できるのは、私だからできること。自分の特徴や中国語を活かし、社内外での交流を広げていくことが、今後の私の仕事のベースになると思います。
【出社・朝礼】
全社での朝礼と、各部門での情報共有や意見交換
【メールチェック】
【書類作成】
海外得先向けの見積書作成、提出
【事業部例会】
【来客対応】
仕入先担当者が来社
【昼休憩】
【仕入先訪問・商談】
【検品】
物流倉庫での商品チェック
【海外得意先向け書類作成】
商品提案書や通関書類の作成
【退勤】
通関書類が多いときは残業になることも
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