売行きが良すぎてピンチに!チームを組む営業とともに乗り切った。
技術本部 商品開発部 2012年入社

大手コンビニに並ぶチルド惣菜。その商品開発に関する全てを担当。

私が担当しているのは、大手コンビニエンスストアで販売している、焼き魚や焼きイカ、エビチリなどのチルド惣菜。原料や味のご要望をいただいて作ることもあれば、こちらから商品を提案することもあります。合食では、商品開発はもちろん、調味料の配合などレシピを工場に伝えるための「仕様書」の作成、調味料メーカーや自社工場とのやりとり、商品パッケージ作りまで、すべての流れを商品開発担当が手がけています。1つの商品ができるまで、2~3カ月くらい。まずは商品のサンプルを作って、そこから味や食感を調整していきますが、試作品を10回以上作ったり、何カ月もリトライしたりすることも。時間がかかった商品ほど、店頭に並んだときの達成感はひとしおです!

大手コンビニエンスストアの場合、全国の店舗に商品を届けるため、原料や調味料などをしっかりと確保する必要があります。でも、想定した以上の量が必要になることも。例えば、お花見シーズンに発売した焼きイカの新商品。売上が順調で1カ月に30万パック納品していたんですが、あるとき1週間で21万パックの注文が入って。インターネット記事で紹介され、一気に人気が出たんです。工場のラインは対応できる。イカの原料も確保されている。けれど、調味料の調達が間に合わないかも…という状況。すぐに調味料を扱うメーカーさんに連絡を取り、材料をかき集めました。営業にもいろいろ調整してもらい、納品できたときには、お客様に商品を届けられる嬉しさでいっぱいでしたね。

後輩の指導にも注力しながら、新たな分野の商品を開発したい。

今後は冷凍食品も担当したいですね。チルド惣菜を買うお客様、冷凍食品を買うお客様では、味の好みが違うんです。チルド惣菜の主力商品のひとつである焼きイカは、お酒に合う味付けが好まれます。冷凍食品はおかずになるものが多く、ご飯との組み合わせが味のポイントに。その商品を購入したお客様がどうやって食べるのかまで考えて開発することが、難しくもあり、この仕事の面白さにもなっていると感じています。また、後輩の指導にも力を入れていきたいですね。商品開発で重要な味や食感を調整するノウハウは、実は担当者ごとに方法が異なるもの。それを人に伝えるのは難しい作業ですが、私自身が培ってきたものを後輩に託せたら…と考えています。

就活生へのメッセージ

後悔しない就職活動をしてほしいですね。そのためには、自分がやりたいことをじっくり考え、受ける会社のことをしっかりと調べることが大切。私は食品の開発に携わりたくて、食品メーカーにターゲットを絞って就職活動をしました。いくつか内定をいただいた企業もありましたが、その中でも合食に決めた理由は、やりたいことをやれる自由度が高い社風だと感じたからです。合食では入社後半年くらいでお客様を担当します。商品開発担当なら、まずは国内の工場でさまざまな経験を積んでから、開発を手がけるんです。いろいろなことにチャレンジしたい、新しい商品を作り出したいという意欲のある人には、ぴったりの会社だと思いますよ。

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